2008年3月1日土曜日

日本獣医大にて


病院に来て、小山先生に告げられるその瞬間まで、こいぬが心臓病だということは無いのではないかと思っていました。その直前に行った獣医さんに問題無いと言われたこともありますが、やはりそう信じたくないという気持ちがそう思わせていたのでしょう。

ですから、僧帽弁閉鎖不全症という病名を告げられ、しかも、進行度は『中の中』(Levineの)6段階中3から4と言われたときは、目の前がすうーっと暗くなり、その場で貧血で倒れそうになりました。お恥ずかしい話ですが、先生の説明も全く頭に入ってこなかったし、質問をすべきなのに、何も浮かんできませんでした。しかし、カラードップラーの画像は説明を聞くまでも無く、こいぬの心臓の中で、血液が逆流していることを本当に生々しく伝えていました。

先生は、そんな私達のショックを察してか、『15歳以上生きた子も珍しくないので、うまく薬を使えば、進行を遅らせることができる』とおっしゃってくださいました。また、私達の住んでいる近くの病院を教えて下さり、わざわざその先生に電話で病状を説明をして下さりました。

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