2008年4月6日日曜日

二歩先を行く獣医さん

それは、2006年の年末、宮古島へのこいぬとの旅行から帰ってきたときのことでした。妻が見つけてきた本に、僧帽弁閉鎖不全症の手術について詳しく書かれているのを発見しました。

その本には手術には大きく分けて、悪くなった弁を人工の弁と取り替える、人工弁置換手術と、弁の悪い部分を切り取ったり縫い合わせる、弁形成手術の二通りの方法があることが、説明されていました。 そして、それぞれの長所と短所、そして何よりも、その手術を手法を開発し、成功を収めている先生のことが書かれてありました。

それまでも、手術という可能性について考えたことは、何度もありました。しかし、人間の場合は成功率が100%に近い手術なのに、犬の場合はそこまで成功率が高いわけではないということで、選択肢からは全く外していました。

しかし、この手術の成功のために、真剣に取り組んでいる獣医さんがいることを知り、少なくとも、お話を伺うだけでも意味があるのではないか、と考えたのでした。

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