2008年6月15日日曜日

変わらない日常


私はとにかく手術が成功することを、硬く信じて疑いませんでした。
自分は本当はとても臆病な性格で、常に様々な最悪の事態を頭の中でシミュレートし、その事態が起こったときのショックを予め和らげようとするたちです。
しかし、このときは全く逆で、手術がうまくいったときのことを常にイメージして過ごしていました。こいぬが再び公園で思う存分遊ぶ姿を思い浮かべると幸せな気持ちで満たされていました。失敗した時のことが脳裏をよぎることは一瞬もありませんでした。
ですから手術までの3週間弱、何か特別なことをすることも無く、今までどうり変わらない日々が過ぎていきました。ただ違ったのは、運動を最低限に抑えたことと、今までの薬に加えてジキタリス系の強心薬を飲ませることになったくらいでした。

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