勿論、早くやればそれだけ、まだ体力があるので、成功する確率は高くなります。
しかし、仮に成功したとしても、何年か後にはまた再発する可能性が無いとはいえません。特に、人工弁への置換を行った場合はやはり、経年劣化を考えなければなりません。もしそうだとして、その時に再手術というのはあまり現実的ではありません。年齢のこともありますし、癒着という問題があるからです。
また、確かにエコーでは進行が認められても、実際にはピンピンしているときに、あえてリスクを取って手術するというのは、やはり決断しずらいものです。
しかし私は、前にも書いたように延命ということよりも、もう一度思いっきり公園で走らせてあげたい、ということを考えていましたので、仮に手術をするならば一日も早く元気なうちにと決めていました。